環境保護になる身近なエコ

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みなさん、2020年7月からのレジ袋の有料化から約一年。エコバッグ・マイバッグを持ち歩くのはもう慣れましたか?コンパクトに折り畳める、使いやすさ、収納力、男女問わず使える様々なデザインと種類が豊富で選ぶのも楽しくなりますね。

 

レジ袋有料化の理由には、深刻なプラスチックごみの問題があります。

 

コロナ禍の影響で外食を控えてデリバリーの注文、おうちご飯の調理で家庭から出るプラスチックごみは、前の年に比べて急増しました。 軽量で丈夫なプラスチックは幅広く利用されていますが、自然界では分解されにくく海に流出すると滞留期間が長いものは400年以上漂う物もあり海洋汚染につながり、このままでは魚の量を上回るプラスチックごみが海洋を占めると予測されています。

青い美しい海がごみで溢れ消える影響は漁業や観光業だけでなく計り知れません。 2022年4月の施行を目指している「プラスチック資源循環促進法案」では、使い捨てのストローやスプーンの削減を義務付け、対策を講じない事業者には勧告や命令を出し50万円以下の罰金が科される場合もあるとか。

すでにキリンビバレッジは、再生ペット樹脂を使用した商品やラベル無しペットボトル商品を発売し、プラスチックの使用削減と二酸化炭素排出削減につながる取組を始めています。

 

身近なプラスチックごみを少しでも減らすこと、私たち消費者も使い捨て習慣などライフスタイルを見直す時なのかもしれません。