ふくしま移住3年目。20代女子のぶっちゃけた話

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(26)全部ひっくるめて「ぶっちゃけ、どう?」…な郡山暮らし

みなさん、こんにちは!
福島県郡山市地域おこし協力隊「えみたろ」こと菅井恵美です!

まだまだ残暑厳しい今日この頃。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
郡山市へ移住して早3年とちょっと。東京で24年間過ごしてきたにも関わらず東京の「夏」をすでに忘れかけておりますが、逆に郡山の夏に慣れたかというとそういうわけでもありません。年々暑さが増していく郡山の夏。中々慣れませんね…。

さて、今日お話するのは、暑い夏の話題ではなく「ぶっちゃけ、どう?」な郡山での暮らしに関するあれやこれです。
一言で「いなか暮らしはいいぞ!」と言っても、具体性がなく現実味もありませんよね。そこで、ふくしまに移住して3年目。20代女子そして一児の母が感じる正直な暮らしについてお話していきます!

 

 

ふくしまでの生活。おいしいに囲まれる

東京で24年間過ごしてきた私にとって、東京で売っている野菜や果物は「普通においしい」と思っていました。
が、郡山に来て最初に「これは!!!美味しい!!!」と強く思ったのはお米でした。
普通に炊いてもみずみずしくて、甘味と旨味がある。こんなにおいしいお米があるのかと感動した記憶があります。当時、職場で使用していたいわゆる「業務用米」は、東京育ちの私でも「まるでお米のようななにか」を食べている気分だったので、その差はなおさらでした。

お米に限らず、野菜も果物も美味しくて感動ばかり。
東京の価格とは一回り違う上に、新鮮で生産者の顔が見える価格というが子どもを育てる親視点からも安心感があります。旬を肌と舌で感じ、“暮らしている”と実感できるのは忘れたくない感覚なのかもしれません。

 

 

いなか暮らしは果たして子育てに向いているのか?

郡山に移住して2年目の冬。第一子となる娘を出産しました。
産まれて1ヶ月までは実家に里帰りしていましたが、それ以降は郡山へ戻り今も生活しています。今となっては娘も1歳半になり、毎日元気に保育園へ通っています。

郡山での子育て。そもそも子育てが初めてなので右も左もわかりませんが、子育てしていて思うのは、郡山には色々な場所で大きな公園が多いことです。
中心地には開成山公園があったり、ちょっと足を延ばせば大槻公園、平成記念郡山こどものもり公園などがあったりなど、子どもとのびのびお散歩ができたり遊ぶことができる自然が豊かな公園が多いのは、郡山ならではなのかもしれません。

「いなか暮らし」と言うほど郡山を田舎に感じることはないのですが、そこも郡山で子育てをする上で私には合っていたのかもしれません。
都会ほどの喧騒もなく、慌ただしさもない。地域のお世話になっている方々も「娘さんは元気?大きくなったでしょう?」と気にかけてくださる程よい距離感。でも、想像する田舎ほど干渉されるわけでもない。
子どもの将来のことを考えた時の教育機関の「選択肢」も多くありますし、なにか怪我や事故にあった時にかけつけられる大きな病院も多くあります。

おとなだけが「住みやすい」「憧れがある」いなか暮らしではない、子どもも一緒に成長していけるほどよい暮らしが郡山にはあるように思います。

 

 

わたしの「好き」はネットで。

ネット社会。とても便利で、好きなお洋服や靴がネットで購入できる時代になりました。私が好きなブランドのお洋服や靴は東京近辺でしか店舗販売しておらず、郡山で買うとなるとオンラインショップで購入するしかありません。
そんな生活にも慣れ、今となってはファッション雑貨についてはオンラインで購入しています。郡山で購入するものは駅前のデパートで買うメイク用品や雑貨小物類くらいになっています。

 

お洋服や靴も本来であれば目で見て、触って、確かめてから購入したい気持ちもありますが、好きなブランドが確立されている今となってはわりと割り切ってオンラインで購入できちゃいます。

好きなブランドのお店が近くにない、というのは寂しい部分もありますが、私自身そもそも東京にいた頃もオンラインショップを駆使していたので、その頻度が増えた程度だともいえます。

これが唯一の「ぶっちゃけ」話かもしれません。笑

 

 

わたしらしく生きていく

いかがだったでしょうか。
ふくしまで暮らすようになって感じることは、東京をはじめとする首都圏で暮らしていくことも、私のように移住していなか暮らしをはじめるのも、なにより「わたしらしく」いられることが重要なのではないか、ということです。
我慢のない、ストレスフリーな生活を送ってゆきたいものです。

もし、この記事を福島移住への参考にしようと思って読まれている方がいらっしゃいましたら、10月には東京・日本橋にあるふるさと回帰センターにて開催される「福島くらし&しごとフェア」へ足を運んでみてくださいね。
私が運営する会社「地域おこし協力隊活動推進協会」も出展しています。リアルな移住者の話をぜひ聞きにいらしてください!

福島くらし&しごとフェア
https://fukushima-kurashi-shigoto2023.jp/