不安だらけの移住。あなたならどうする?
みなさん、こんにちは!
福島県郡山市地域おこし協力隊の「えみたろ」こと菅井恵美です!
梅雨の戻りでジメジメ暑い日が続いていますが、夏バテはしていませんか?
最近のコラムでは郡山のおススメスポットやカフェなどをご紹介していましたが……今日は私の経験談を少しお話していきます!
というのも、度々私のInstagramに「郡山へ移住を考えているんですが……」といったメッセージをいただきます。
大抵はちょっとした一押しの言葉がけをさせていただく程度で、就職の話とか、住まいの話とかの具体的なところはまだまだ私自身も勉強中です。
実は、最近も「田村市に1ヶ月程滞在する予定なんです〜!」という女性の方とzoomを通して交流したりしたのですが、こうしたメッセージをいただくたびに、私自身が移住してきた時のことを思い出したりします。
・・・と!そこで今回は、一例にしか過ぎませんが、郡山への移住に向けてどんな足跡を辿ってきたのかをご紹介させていただきます!
2019年、移住を決断。
以前のコラムにも書きましたが、私は2020年6月に福島県郡山市へ移住してきました。
私の移住・転職計画はかなり遅く、2019年12月頃から動き出しています。
でも、郡山を知ったのはもっと前。
2016年頃から友人の出身地である郡山へ遊びに行っていました。
近隣市町村である須賀川市へ釈迦堂川の花火大会を見に行ったこともありますし、鏡石町の岩瀬牧場や天栄村にあるブリティッシュヒルズなどなど、移住前はいわゆる福島の観光地という観光地に遊びに連れて行ってもらっていました。
色々なところへ遊びにいく中で、自然が豊かでありながら都会的な側面もあるところ、食べ物はおいしく、東京のように息苦しさを感じない場所。
「私の住みたい場所はココだ!」と思い、24年間住んできた東京を離れる決心をしたのです。
移住先でのちょっぴり“不安”な「職探し」
移住を決心したのはいいものの、その土地で暮らしていくためにはお金は必須。
職探しをじんわりと始めていきます。
(職探しに「じんわり」なんて言葉は合わない気がしますが、私はまさにかたつむりのようなスピードで探していました)
私の前職は保育園栄養士ですが、2018年から2年間ほど夜間の4年生大学に編入し資格取得のための勉強も並行していました。
朝は5時半頃に起きて出勤し、ドタバタと給食を作ったり献立を作ったりして1日が終わったかと思えば大学へ。
毎日家に帰って来るのは23時頃でした。
今考えてもかなりハードな2年間。
なので、「現地に行って職探し!」なんてゆっくりしたこともできなかったのを覚えています。
仕事と勉強の隙間時間にネットで職探しをするものの、見つけてもその会社に勤める人の顔が見えないことに不安を感じていました。
東京にいた時だってホームページからわかる範囲の会社や社員さんの表情しか読み取れませんでしたが、県が違うとさらに不安になってしまうものです。
東京は24年間過ごしてきたからなんとなくわかるのですが、自分の生まれ育った地域ではないからこその不安、ヨソモノ故の不安などで溢れていました。
「福島の人って訛ってるの?」
「訛りの影響で言い方がキツかったりしないかな」
「東京出身ってだけで、いじめられたりしない?!」
なんて、今思い返せば余計な不安まであったり。
その後、最終的には友人づてに知り合った「地域おこし協力隊」という業務に心惹かれ、その仕事の在り方、目的なども私だからこそできることがあるのでは?と思い、それこそ「えいや!」っと申し込んで今に至る…という感じです。
YouTubeで「郡山」をもっと身近に。
そんな、私自身苦労した移住先での仕事探し。
私は紆余曲折あったものの、結果としては一つの天職に出会えたのかな、と思っています。ただ、移住したい方にそんなドキドキする思いはなるべくして貰いたくないし、思い立ったからには郡山に長く住んでもらいたいものです。
そのために私ができることを考えていた時に思いついたのが「動画」でした。写真やホームページ、就職サイトでは必要なことは書いてあるものの、その会社の魅力、社長の顔、従業員の笑顔、仕事の様子は実感しづらいですよね。でも、動画であればその職場の空気感から仕事の内容、従業員のみんなの雰囲気などなど、伝えられる情報量は沢山あると思っています。
そんな思いで、地域おこし協力隊という立場ではなく郡山市の一市民として、郡山市の企業さんを体当たり取材し、それをYouTubeで発信する取り組みを続けています。今はまだあんまりご紹介できていないですが、コロナが落ち着いたらもっと
もっと郡山(とか近隣市町村)の面白い企業さんを沢山ご紹介したいなと思っています!こうご期待です!
不安のない移住LIFEを!
そんなこんなで、今回は自分の経験を踏まえ、郡山に移住する頃の話からみんなに楽しく職探ししてほしいと思った今までの足跡をお話させていただきました!
次回は衣・食・住…の中で、郡山市の住まい編についてご紹介します!移住定住にお悩みの方にとって、お役立ちできれば嬉しいです!
【自己紹介】
みなさん、初めまして!福島県郡山市の地域おこし協力隊、菅井恵美と申します。
私は東京生まれ東京育ちで、高校~大学と調理師や栄養士の勉強をしてきました。卒業後は区立保育園などに勤務していましたが、「地域に関わるお仕事がしたい!」と思い2020年6月に福島県郡山市へ移住しました。
郡山市はご飯がおいしいし人も温かい、とても住みやすい街だと感じています。このコラムではそんな素敵な町、郡山市の魅力を余すところなくお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いします!