都心からほどよい田舎へ!移住してQOLを向上させよう!

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(8)これから来る春に向けて「移住」への一歩を踏み出してみない?

 みなさん、こんにちは!

福島県郡山市地域おこし協力隊の「えみたろ」こと菅井恵美です。

 

あっという間にもう2月。今年度ももう少しで終わりをむかえようとしています。

新年度に向けて徐々に準備をしていく時期ですが、新たな環境に向けてこれまで住んでいた地域から出られる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は私自身も経験した「移住」についてお話したいと思います!

 

東京23区で「転出超過」!?そのワケは?

 総務省から2021年度の住民基本台帳の人口移動報告が発表されましたが、その数字を見て驚きました。なんと、東京23区では令和3年5月から8ヶ月連続で転出した人が転入を上回る「転出超過」となったそうです。

 

 

総務省統計局,図4 東京圏の転入超過数
(参考URL:https://www.e-stat.go.jp/より独自集計)

 

 様々な記事で話題となっていますが、「転出超過」となった理由にはコロナ禍による東京への集中緩和の傾向が続いていることが原因だといわれています。特に、新型コロナウイルスの感染拡大がし始めた2020年から新しい働き方である「テレワーク」「二拠点生活」「ノマドワーカー」といった新しい暮らし方や働き方が注目されるようになったのも、転出超過傾向に拍車をかけたみたいですね。

 他にも調べてみると、マンションなど住まいの価格高騰や田舎暮らしへの憧れが移住へのきっかけづくりとなっているようです。

 

 

関係人口から移住者へ。寄り添うように落ち着く地域探し

 かくいう私もIターン移住者です。今住んでいる郡山市へ移住するきっかけとなったのはいわゆる「関係人口」というところからです。たまの休日に郡山へ行き、友人や知人と関わっていく中で都内以上の暮らしやすさを強く感じて、最終的には移住に至った、という感じです。

 

 「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉で、具体的には二拠点居住をする人、地域にルーツや愛着がある人などが該当するのだそうです。

 移住のきっかけは人それぞれ。お仕事での転勤や憧れの地域へ移住するのはもちろん、私のようにその地域に住む人との繋がりや愛着から移住を決断する人もいます。

総務省,関係人口とは
(参考URL:https://www.soumu.go.jp/kankeijinkou/index.html)

 

田舎の魅力を再発見してみては?

 私の場合は生まれてから24年という長い時間を東京で過ごしてきましたが、寄り添うように落ち着く、程よく都会で田舎な郡山が大好きです。今や、東京以上に愛着を持って暮らしています。

もしかしたら、もっと田舎の地域では適応しなかったかもしれません。郡山には馴染みのある友人や知人がいて、公共交通機関も十分にあるので自転車があればあまり困りません。だけど、そんな都会的な側面を持ちながらも自然豊かな田園風景も身近に感じられます。このバランスが、私には合っているように感じています。

 みなさんが今住んでいる地域はいかがでしょうか?

住み心地の良い地域でしょうか?

 

 「福島県へ移住したいけど、どうしたらいいかわからない」と悩んでいる方は、福島県には移住相談に関する窓口もありますので相談してみてくださいね。

移住に関するサポートを受けることもできます。

 

まずは小さな一歩。

あなたのQOLの向上に、ぜひ「移住」という選択を!

 

 

【自己紹介】

 みなさん、初めまして!福島県郡山市の地域おこし協力隊、菅井恵美と申します。

私は東京生まれ東京育ちで、高校~大学と調理師や栄養士の勉強をしてきました。卒業後は区立保育園などに勤務していましたが、「地域に関わるお仕事がしたい!」と思い2020年6月に福島県郡山市へ移住しました。

郡山市はご飯がおいしいし人も温かい、とても住みやすい街だと感じています。このコラムではそんな素敵な町、郡山市の魅力を余すところなくお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。