移住して気づく「旬」のおいしさ

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(3)あまり気にしていなかった“食べ物事情”。実は意外と……?!

みなさん、こんにちは。福島県郡山市の地域おこし協力隊、菅井恵美と申します。
暑かった気温も落ち着き始め、少しずつ秋らしくなってきました。
秋といえば「食欲の秋」。
今回は東京から郡山へ移住して実感した“食べ物事情”についてお話します!

郡山へ移住して早1年が過ぎましたが、私が移住した時には既にコロナ禍だったので思うように移住Lifeは楽しめておりません。
観光らしいこともあまりできず、地域のありとあらゆる行事が中止を余儀なくされている状況ですが、実は身近に“移住したからこそ”の楽しみが転がっていました。
それが、四季折々の旬の食べ物です!

 

 

東京にはない「おいしさ」

 丸1年を過ごすと、季節ごとの食べ物のサイクルもなんとなくわかるようになります。 

 これはあくまでも私の「旬の食べ物 思い出話」になってしまいますが、春には採れたてのおいしいスナップエンドウやいちごにハマり、夏はとにかくきゅうりを食べ、サイズや色も様々なナスに感動しました。夏の終わりに桃やなし、ぶどうのおいしさに目覚め、秋には新米をいち早く食べられる!(これは米好きにはたまらない特典) 

冬は地場のものだけを集めて作るお鍋で心もからだも温まることができます。 

 

 思えば、東京のスーパーに並んだお野菜や果物だっておいしかったですし、旬を感じないわけではありませんでした。 

 

 でも、地場の新鮮なお野菜、果物には負けてしまう。 

時にはスーパーに写真で並ぶ「生産者さんの顔」が、すぐ目の前でご本人が並べていたりもります。手間と愛情を、手元の食べ物たちから感じるのです。 

さらには、「ハネものだけど」と言ってサービスをしてくれることも。“ハネもの”とはいえ味は最高なので、一気に食卓が豊かになります。 

 

自然と贈り物にも変化が

 実家の両親への贈り物にも変化が現れました。 

産地直送したい放題!おいしさを身をもって実感しているからこそ、自信をもって贈ることができます。 

そして、私の住む地域の旬を楽しんでもらいたい、距離が離れていても「おいしい」を通じて思いを共有したい・・・・・・そんな思いから、自然と地場のものを送るようになりました。 

 

 みなさんも改めて「旬の食べ物」に目を向けてみてはいかがですか? 

新たな発見、感動があるかもしれません。 

 

 

【自己紹介】 

 みなさん、初めまして!福島県郡山市の地域おこし協力隊、菅井恵美と申します。 

私は東京生まれ東京育ちで、高校~大学と調理師や栄養士の勉強をしてきました。卒業後は区立保育園などに勤務していましたが、「地域に関わるお仕事がしたい!」と思い20206月に福島県郡山市へ移住しました。 

郡山市はご飯がおいしいし人も温かい、とても住みやすい街だと感じています。このコラムではそんな素敵な町、郡山市の魅力を余すところなくお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。